映画「みんなの学校」
「みんなの学校」というドキュメンタリー映画をご存知でしょうか?
一言で言えば「インクルーシブ教育」を実践した大阪の小学校を描いた映画です。
なかなか上映されないのですが、昨日、東京阿佐ヶ谷で上映され、この後も上映が続きます。
この大空小学校は、障害があったり、家庭の事情が複雑だったり、ずっと不登校だったりする生き辛さを抱えている子供たちも、定型発達(そもそも定型って?)と言われる子供たちが共に、同じ学級で学びます。
特別支援学級もなければ、なんと学級担任もいません。「担当制」で、全ての子供を全ての教職員で育てていこうというスタンスなのですね😊
これは、今の私が行きついている
「どの子も一人一人が特別」
という考えととてもよく似ています。
しかし、「言うは易し、為すは難し」でもあります。それを試行錯誤の末に、成し遂げた学校の物語です。
子育てや、教育、自己理解や育自(自分を育てる)って、とっても泥臭いものだと思っています。全てが映画には入り切りませんので、次の様な書籍も出ています👇
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その他、大空小学校元校長の木村泰子先生の生き様や、言葉には怖いほどにシンパシーを感じます😅
こちらは、茨城県教育センターが、無料で公開している動画集です👇
https://www.center.ibk.ed.jp/?page_id=449
私は、家事をしながら、風呂に入りながら聴き進めています。もともとは、聞き流すつもりだったのですが、気付いたら聴き入ってしまってます😅
🌟「自分が変わる覚悟をもつ」
🌟「乗り越えるとかじゃなく、あるがままをまずは認める」
🌟「子供を育てる」と「子供が育つ」は違うんじゃないか?
🌟「周りに求められる発言をしていないか」
🌟「子供が10年後20年後どうなっててほしいかって考えて育てたらいい」
🌟「耳が1つしかないことを隠し続けて生きていくのか?」
🌟「その子をどう守るかという視点ではなく、特別支援教育は周りや環境が変わっていく。。。」
特に令和2年の第6回は、映画に描ききれなかった子供たちのストーリーが満載です。これを聴くと、映画がさらに深く理解できると思いました☺️
研修とは言え、カフェという設定で5、6人が対話形式で進みます。その中で、涙を流す先生がいらっしゃったり、
「自分は対話は苦手なんです」
と吐露なさったりする先生。。。
先生方たちも変わりたい❣️
幸せな毎日を過ごしたい❣️
そう願っていらっしゃる。。。
それには、学びを求めていくしかないんですね😌
時々、先生方の常識を覆す様な木村先生の鋭い指摘も飛びます😂
書き出したら止まらない木村泰子先生語録です❣️教育に関わる仕事をしている方だけでなく、「共生社会」「ダイバーシティ」という点でも参考になる刺激的な視点が沢山あると思います☺️
その他、木村泰子先生のご著書は沢山ありますので、心を動かしたいという方におすすめしています💝
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