13歳から分かる!7つの習慣 自分を変えるレッスン
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1989年に出版された「7つの習慣」
私は、大学生の頃に初めて読みました。(バイト先で読まされたというのが正しい😅)
言わずと知れた有名な本(とても分厚い)ですが、子供向け、教育者向けに分かりやすく編集された物も数多く出ています。
教育界では「リーダー・イン・ミー」という取り組みが、多くは校長先生のリーダーシップの下で行われておりますし、校内研究で扱われることもあるので、学級文庫に置いておくにもよさそうです😉👌
この本は、「13歳から分かる」
つまり、思春期に入って、これまでの自分像を一度壊しながら、本当の自分を作っていく時期にある子供たち向けの「入門書」🔰と考えるとよいでしょう。
そのため、書きっぷりは、小学生でも十分読めるほど、イラストや図解を用いて、平易な文章で書いてあります📙し、お家の方と一緒に、または教室で先生と使うならば、抽象的な思考ができるようになる10歳くらいから使えそうな部分もあります👍
特徴としては、主人公のパン職人の青年🍞が成長していくというストーリーと、7つの習慣を絡めて書き進めていますので、「パラダイムシフト」や「シナジー」などの専門的な用語(巻末に用語解説のページ有)が出てきても、イメージしやすい構成になっているのではないでしょうか。
※こちらは、本を読んでの私の解釈、例も自身の経験と繋げることで、理解を深めることを目的にしています。
著作権を考慮して、引用は青文字で
ポイント
全ては自分次第
自分で自分を育てましょう
引用
本当の成功を手に入れるためには、人格を磨かなくてはいけない。
そして、私たちの人格は、習慣によってつくられる。
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
第4の習慣 win-winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
第7の習慣 刃を研ぐ
私の解釈
第1の習慣 主体的である
・パラダイムシフト(自分自身の物の見方を変える)のためには、まず「自己理解」が必要かなと。
自分の物の見方は、実は自分独自のもので、人とは違っていることに気付かないことが多い。まずは、自分自身はどんなことを、どんな風に感じるのかを知っておくとよいようです。←これは「親業」なんかも同じことを言ってますね。手法としては、リフレーミングも使えるかもしれません。
上手くいかない時、つい環境や相手のせいだと思ったり、相手を変えてやろうなんて思ったりしませんか?(私「あるある!」)
例:自分の今の方法で上手くいかないってことは、自分のやり方を変えるしかないってことなのですね。私は、いつも選ぶAの方法で上手くいかないなら、いつもは選ばないBを選んでみるようにしています。
やり方を変えるには、物の見方や考え方を変えるということからなのでしょうが、行動を変えてみて上手くいったらその原因や法則を考えてみるという方法もありだと思います。
・「一時停止ボタンを押す」これは、感情に流され反射的な対応をせず、一呼吸おいてから対応しましょうということ。
例:私は夜に書いたメールは、感情的になりやすいから絶対に送らず、朝に再度読み直してから送信するようにしておりますよ💦
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
自分の人生の目標となる姿を決めたら、逆算して為すべきことを考えていくということでしょうか。
「終わり」と言うと、命が尽きるときというイメージですが、そうではなくて「自分の中心になる原則」だそうです。人はいくつもの役割を持っていますが、その中心に据える生き方や価値観のようなもの。
これは、未だに私自身ぼんやりしている点なんです。
13歳から考え始めていたら、今頃見つかっていたかもしれませんね☺️
第3の習慣 最優先事項を優先する
行動には4つの領域があると。
①緊急であり、重要でもあること:責任がある仕事 生きていくために必要な衣食住
②緊急ではないけれど、重要なこと:なりたい自分や人生のゴールを考えるなど将来の自分をより良いものにしていくもの
③緊急ではあるけれど、重要ではないこと:頼まれごとや用事
④緊急でも重要でもないこと:ゲームやテレビなどの暇つぶし
この中の②が大事。これには、第2の習慣が欠かせませんね。
大人になると、①や③に追い立てられて、リフレッシュの④を求めることが多くなるのではないでしょうか。でも、どこかで②と向き合うことが欠かせないということですね。
第4の習慣 win-winを考える
自分の幸せや欲求だけを満たさず、相手や広く社会の幸せをも満たせる術を見付けましょう。ということかしら。
お互い納得、みんな幸せ。
を求めはしますが、難しい時には「見送る」といいそうです。この考え方、私は好きです💕
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
理解してほしてほしければまずは相手を理解することからですね。
特に、言葉の奥にある本意を汲むことが大人になるにつれて大事になってきます。
この本には「聞き上手」の4ステップが載っていますが、これも親業や傾聴と重なる部分です。
①相手の言葉をそのまま繰り返す
②相手の言葉を置き換える
③相手の気持ちを言葉にする
④7自分の言葉に置き換えながら、気持ちにも触れる
確かに察してくれる人への信頼度は増します☺️
第6の習慣 シナジーを創り出す
自分の意見と相手の意見の折り合いを付けたところが「妥協点」
どちらの意見にもない、新たな第3の案を見つけ出していくことが「シナジー」
これには、相手を信頼し尊重し、上手くいかないときには何が障壁になっているのか考えていくという真摯なコミュニケーションが必要になります。
第7の習慣 刃を研ぐ
一言でいえば「自己研鑽」 ✨
「からだ」「心」「知性」「人間関係」この4つをバランスよく磨き続けること。
教育では、「知」「徳」「体」と言われますが、「人間関係」が大事なのは、より社会が複雑になってきているからでしょうか。
まとめ
自分の生き方を定めて、学び続ける
「生きることは学ぶこと」
珍しく1冊を1回でまとめられました。
長くなっちゃったけれど、書き出してみて第2の習慣が曖昧だと気付けてよかった。
「アクティブリーディング」続けてみよう😊