当事者意識 発達障害
子供が通うクリニックでは、診察は医師、カウンセリングは臨床心理士が行うという仕組みななっている。保険適用内で母親にもカウンセリングをしてくださるので、日頃の子育てに関する悩みや、このひと月で困ったことを相談できるという、ありがたーい日🙏
私には、心理士としての大先輩から受けられる教育分析にもなるので、重ねてありがたい🙏
が、当人である子供は、
「行って何かいいことある?」
と、年齢が上がって、プレイセラピーが終了し、カウンセリングだけだと、何が楽しいんだか???と思うそうだ😅
確かに、今は落ち着いてきたから、カウンセリングの必要性を感じないのだろう。でも、特性が元になって、自分も周りも困っていることはまだまだある。
これまでのカウンセリングは、プレイセラピーが中心。本人にとっては遊びながらお喋りする場で、専門家や大人があれこれ推察し話し合ってきた。
学童期から、青年期への移行は、
「自分の人生に責任をもつ」
という当事者意識の芽生えが大切。
周囲は必要な環境調整はできても、問題自体の解決を代わってあげることはできないから、当事者意識をもてるかどうかは、とても重要。
特性との付き合いは一生続く。
特性が生きづらさ(障害)にならないように、カウンセリングの場が、自分の困ったことを相談して、解決の糸口を見つけられる場へと移行していくことを、先立つだろう母は願う。