発達障害? 困った子(人)とは?
いろいろなケースを見ていると、人によって「困った子」は違うんだなぁと😲
あるクライエントさんからは、ぼんやりが多く、動きがゆっくりなタイプの子供ばかりが相談に挙がる。私から見ると、他にも特性強めの子供が居るけれど、その方にとっては困った子ではない様子☺️
落ち着きがなくパワフルなタイプを「困った子」と感じる先生もいれば、
家庭への介入が必要な子供を「困った子」と感じ、保護者とこじれるorコミュニケーションが取れずに問題を先送りしちゃうって担当者もいるし、
勉強が苦手なことで「困った子」と気に病む保護者もいれば、そこは全く気にしない保護者もいる。
つまりは、「困った子」の判断は、人それぞれ違っていて「自分」次第ってこと😊どっちが悪いとかじゃなく、マッチングの問題と考えていいと思う。
自分と違うタイプで、理解し難い感覚をもっている場合「困った子」認定していることが多い気がする。
そのときの心の動きは?
まずは未知なもの、不可解なものへの恐れ。
次に、自分が強く心掛けてきたことを平気で覆す人への怒り。
例えば「他人と協調しよう」としている人ほど、協調しない人への怒りは強い。最近だとコロナ禍での自粛警察💦自分が自分に禁止して縛っている行動を、他の誰かがやっていると、
「私はこんなに頑張って、我慢してやってるのにぃ!!」
って腹が立つという流れ。。。
もちろん「自分と違うからこそ面白い」と捉えたり、「自分は自分」と分けて考えたりすれば、恐れや怒りはない。キャパシティ内だってこと👌
話は戻り、
マッチングが原因で起きるびっくり現象として、学校中で有名(になっちゃった)な「困った子」が、担任が変わると困った子供ではなくなって、「活躍する子」とか「いい子」に変わっている⁉️
先生との相性やマッチングが合えば、個性。
合わなければ、「困った子」
理解できないものだから、「発達障害じゃないの?」とまでなってしまうことさえある😱
だから、子供と接する先生や専門家、保護者は、キャパシティ、ストライクゾーンが広い方が、ご自身もストレスなく、そして子供もうまく成長に導けるということは確か。
その為に何をするか?
私が現在至っているのは、自分自身を知ること。これに尽きる。相手を知ることも必要だけど、まずは自分。
例えば、私はこういう行動や言葉が嬉しい、傷付く、モヤッとするんだな。そういう時、涙が出る、口からキツイ言葉が出て後悔する、眠ると収まる。。。みたいな自分のことを見つめることから始まる。(自己理解)
あと、そういう自分も受け入れて愛せる(自己受容できる)と、自然と他人へのキャパシティも広がるから不思議☺️
しかし、
「言うは易し、為すは難し」
私も若い時には、随分悩んで
「自分のキャパシティを広げたい」
って😅飲み会の度に、いろんな先生に聞きまくった🍻今思えば、
「子供から学ぶしかないんじゃない」
とおっしゃった先輩の言葉が、1番ぴったりだった。先輩、ありがとうございました🙏
出会う子供、出会う子供、上手くいかないことを子供のせいにしないで、自分を見つめて変えていく。そして、1人1人を理解しようとすることを諦めない💪
その児童理解や試行錯誤を楽しめたらサイコー🎵
この積み重ねが、気付けばどんな子供もウェルカム💕って思える、自分と子供の「生き易さ」に繋がっていったんだろうと思う。
ポイントは、
①「理解しようとすること」を諦めないのであって、「理解できてる」ってことではないことを肝に銘じる。
②自分にとって「困った子」は、今の自分では対応し切れない、自分の伸びしろを教えてくれる出会いと考えて感謝する。
③キャパシティは一朝一夕には広がらない。まずは、自己理解から始めよう😊
昔の私みたいに困っている先生と、今とっても困っている子供たち、困るのは悪いことじゃなく、何かしっくりこないと感じているからこそ。諦めてない証拠☺️そしてチャンス☘
心理士としてできることは、限られている。
「微力だけれど、無力じゃない」
自分をそっと奮い立たせる毎日😤
とは言え、自分の子供に対しては、無力を感じることしばしば😱
でも大丈夫👌友達や先生に感化され、子供なりに成長しているさ。(きっと、多分、祈る)
これまで自分が背負わなきゃと思って背負ってきた荷物を、ちょっとだけ周りにも背負ってもらうと、肩の力が抜けることも分かってきた。
肩の力が抜けると、判断を間違わない😅
感謝して頼ってみよう🙏